この記事は、いぇるのカウンセラーとして活動を希望されている方、または現在活動中の方向けの内容です。
活動内容・ルール・注意事項・活動開始までの手順について説明しています。活動を開始する前に必ずすべてご確認ください。
ボランティア応募について
応募の要件
- 人のためになる活動をしたいと考えている方
- スマートフォンもしくはPCをお持ちで、インターネットの通信環境が整っている方
- 18歳以上の方(高校生は不可)
- こころが健康な方
- 無償ボランティアとして活動できる方
臨床心理士・公認心理師などの資格やカウンセリングの実務経験をお持ちの方は歓迎しますが、必須というわけではありません。人の気持ちに寄り添いたいという気持ちをお持ちの方であれば活動できます。また過去にこころの不調を経験された方でも、現在は症状がなく、継続的な活動が可能な方であれば大丈夫です。
アクセス環境
いぇるはウェブブラウザとスマートフォンアプリのどちらからでも利用できますが、活動時はブラウザからウェブ版の利用をお願いします。推奨環境は以下の通りです。
- デバイス: スマートフォンまたはPC
- ブラウザ: Google Chrome または Safari
カウンセラー用の機能に対応しているのはウェブ版のみとなりますので、アプリ版での利用はお控えください。
活動内容とコメントガイドライン
いぇるカウンセラーの活動内容
いぇるカウンセラーは、悩み相談サービス「いぇる」で、相談者の投稿に対してコメントをつける活動を行います。
投稿はサービス内のタイムラインに表示されています。

タイムラインから自分がコメントできそうな投稿を見つけたら、投稿詳細ページを開きます。
投稿詳細ページ内にあるコメントフォームからテキストを入力し、コメントの送信をお願いします。

いぇるでは投稿に対してコメントが届くとカウンセリングが成立したものとしています。
返信が来たらコメントのやり取りを行いカウンセリングを進めても構いませんし、1回のコメントを送って終了とし、また別の方の投稿にコメントをする形でも構いません。「投稿に対してコメントをする」ことが、いぇるカウンセラーのボランティア活動内容です。
コメントの要点
いぇるは相談者の心を軽くすることを目的としています。相談内容によって適切な対応は異なるため、コメント内容を一律には定めていません。活動の際は以下を参考にしてコメントをお願いします。
- 基本的には受容や共感を意識したコメントを心がけてください
- 状況に応じて解決策の提案やアドバイスをしても構いません
- 悩み相談以外の投稿にコメントしても構いません
- 同じ投稿に対して他のユーザーが既にコメントしていても、重ねてコメントして構いません
- コメントの文量や文体に決まりはありません。ひと言でも大丈夫です
コメント時の禁止事項
以下の行為は禁止しています。活動内容に問題があると判断した場合、いぇるカウンセラーの認定を取り消すことがあります。
- 相談者を否定・批判するコメント
- 相談者が傷つく可能性のある言葉を使うこと
- 相談者を怒ること
- 相談者の個人情報を外部に漏らすこと
いぇる利用規約も定めておりますので、こちらも合わせて確認し遵守をお願いします。
希死念慮のある投稿への対応
いぇるでは「死にたい」「消えたい」など、希死念慮のある内容が投稿されることもあります。そのような投稿には積極的にコメントをお願いします。対応にあたって以下の点にお気をつけください。
- 通常の対応と同じく受容や共感を意識し、気持ちを受け止める言葉をかける
- 否定・説教・叱責はしない
- 一方的に「死んではいけない」と押しつけない
- 専門機関(いのちの電話など)の情報を添える
なお、無理にすべての投稿に対応しなくても大丈夫ですので、コメントをしないという選択でも問題ありません。
「今、屋上にいて飛び降りるつもりだ」「今、大量の薬を飲もうとしている」のような、特に緊急性の高いと感じられる内容については「通報」をお願いします。通報された内容は通常24時間以内にいぇる運営が確認し、必要だと判断した場合は運営より個別に連絡を行います。
希死念慮のある内容以外でも、利用規約に違反している内容を見つけた場合は通報をしていただいて構いません。対応に迷う場合や、深刻な内容で運営への報告が必要だと判断した場合は、お問い合わせフォームから、もしくは運営のメールアドレス宛にご連絡ください。
いぇるカウンセラーについて
アカウントの仕様
サービス内でカウンセリングを行う人を「いぇるカウンセラー」と称しています。運営から認証された方のみいぇるカウンセラーになることができます。いぇるカウンセラーはニックネームの横にチェックマークがつきます。活動開始前にニックネームとプロフィール文を設定してください。ニックネームは本名でなくて構いません。

いぇるカウンセラーのアカウントは、1対1のメール機能ができないようにシステムで制限されています。自分からメールを送ることも、相手からメールを受け取ることもできません。これはカウンセラーへの過度な負担を防ぐための制限となります。メッセージ以外の機能(投稿、共感、いいねなど)は自由に利用してOKです。
アクティビティページ
いぇるカウンセラーが活動について把握したいときはアクティビティページをご確認ください。こちらでは活動期間やステータス、期間中のコメント数、運営からのフィードバックなどが確認できます。

- 「マイページ」を開く
- 「アクティビティ(いぇるカウンセラー専用)」ボタンを押す
なお、この画面はいぇるカウンセラーとして認証されている方のみ開くことができます。自分以外のアクティビティは確認できません。
他カウンセラーのコメントを参照
他のいぇるカウンセラーがどのようなコメントをしているかを確認できるページがあります。どう対応すればいいかわからない、通常はどのようにコメントすべきか迷っているなど、必要に応じて他の方の対応をご参照ください。
研修・本のプレゼントについて
守秘義務・個人情報の取り扱い
いぇるカウンセラーとして活動する中で、相談者に関する情報を知り得る場合があります。個人を特定できる情報や、活動を通じて知り得た非公開情報については、適切に取り扱ってください。
- 氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど、個人を特定できる情報を第三者へ開示しない
- SNS・ブログ・知人への口頭など、媒体を問わず個人情報を漏えいしない
- 投稿やプロフィールに個人情報が含まれている場合は、スクリーンショットの撮影・保存・共有を行わない
- 投稿内容を引用・紹介する場合は、個人が特定されないよう十分に配慮する
いぇるでは個人が特定されない範囲であれば、誰でも投稿内容を引用できます。一方で、個人を特定できる情報はについては公開や共有しないよう適切に取り扱いをお願いします。守秘義務はボランティア活動中だけでなく、活動終了後も継続して適用されます。
カウンセラー自身のメンタルケア
活動中に気持ちが辛くなった場合、無理に活動を続ける必要はありません。自分自身の心の状態を最優先にお考えください。
- 調子が悪い日は活動を休んで構いません
- 深刻な相談内容を読んで気持ちが重くなることがあります。そのような場合も活動を中断して問題ありません
- 活動頻度や量に決まりはないため、自分のペースで無理のない範囲で大丈夫です
こころが健康な状態であることが、相談者にとって良いコメントにつながります。
活動について
活動期間について

活動開始から最初の7日間は研修期間となります。研修期間が終了したら数日以内に運営からフィードバックをお送りします。連絡が届くまでの間は活動の停止をお願いします。
活動内容に問題がなく、継続を希望される場合はそのまま本格的な活動の開始となります。活動期間は約30日ごとに更新され、期間終了後は毎回運営からフィードバックを行います。問題がない場合は改めて期間を更新し活動が継続されます。
なお、研修期間もその後の活動期間も「コメントをつける」という活動内容は変わりません。活動を終了したい場合は運営にご連絡いただければ、期間の途中でも終了することが可能です。
ボランティア活動証明書について
- ボランティア活動者の氏名
- 活動期間
- 活動時間
- 活動場所
- 活動内容
- 発行日
- 特定非営利活動法人いぇるの名称・代表者名

活動開始までのフロー

いぇるカウンセラーとして活動を開始するまでのフローは以下のとおりです。
- 申し込みの連絡をする
応募フォームにて「ボランティア活動に申し込む」旨をご連絡ください。 - 運営からメールが届く
内容を確認次第、運営よりメールでご連絡します。 - いぇるのアカウントを作成する
メールに記載された内容に従い、まだアカウントをお持ちでない場合は新規作成してください。 - ニックネームとプロフィール文を設定する
アカウント作成後、ニックネームとプロフィール文を設定してください。完了したらその旨をメールにて運営にご連絡ください。 - 運営がアカウント認証を行う
アカウントと設定を確認し、運営側で該当のアカウントをいぇるカウンセラーとして認証します。 - 活動開始日を決める
認証が完了したら運営からメールが届きますので、内容に従って研修期間の開始日を決めます。 - 開始日になったら活動を行う
すでにボランティアに応募し運営よりメールを受信している場合は、このページの内容をよく読んだ上で、そのメールの返信にて改めて「ボランティア活動に申し込む」旨のご連絡をお願いします。
ボランティアに応募する前であれば、以下のフォームよりいぇるカウンセラーのボランティア活動に申し込むことができます。
よくある質問(FAQ)
Q. ボランティア期間中は毎日活動しないといけませんか?
A. いいえ。活動する日時や頻度の指定はありませんので、ご都合の良いタイミングで活動をお願いします。
Q. いぇるの利用やカウンセラーとして活動するのに料金はかかりますか?
A. いいえ。いぇるは完全無料で利用できます。活動にあたって費用は一切発生しません。
Q. 1回の活動でどのくらいコメントすればいいですか?
A. コメント数の指定はありませんが、期間中のコメント数がゼロもしくは極端に少ない場合は活動の中止などをご案内する場合があります。
Q. コメントした相手から返事が来ないときはどうすればいいですか?
A.いぇるには「愚痴を吐き出したいだけ」という方も多く、コメントのやり取りを求めていない方もいます。相手からの返信がなくてもコメントを受け取ることで安心感や「受け入れてもらえた」という気持ちに繋がることがあるため、コメントを送ることは有効です。そのため返信がない場合はそのまま様子を見ていただいて構いません。ただし返信がない段階で続けてコメントを送ると相手の負担になる可能性がありますのでお控えください。
Q. 研修期間中はどのように活動すればいいですか?
A. 特別な対応は必要ありませんので、通常どおりコメントをつける活動をしていただければ問題ありません。
Q. 研修後のフィードバックはいつ届きますか?
A. 期間が終了したあと24時間以内にフィードバックをお送りすることが多いです。運営の都合により変動しますが、遅くとも3日以内にはご連絡します。連絡が届くまでは活動を停止してお待ちください。
Q. 活動の終了や休止はできますか?
A. 活動を終了したい場合は運営にご連絡いただければ任意のタイミングで終了することができます。また活動の一時休止も可能です。休止中はいぇるカウンセラーの認証を解除しますが、いつでも再開は可能です。休止希望の場合はその旨を運営にご連絡ください。
Q. いぇるカウンセラーであることを外部に公表してもいいですか?
A. 問題ありません。
Q. 活動証明書の発行はできますか?
A. 発行可能です。
コメントの実践ノウハウ(随時確認用)
過去のフィードバックに基づき、コメントするにあたって意識しておきたい点が以下になります。これらはどのようなケースにおいても理解しておきたい基本的なノウハウです。コメントする際に参照し、また対応に迷ったときなどに随時確認することで身につけるようにお願いします。
- コメントは基本的に敬語でお願いします
- 相談者はカウンセラー側の年齢・経験・性格などをほとんど知らない状態です。どのような方にも違和感を与えない言葉遣いをするのが無難ですので、敬語で対応することが基本となります
- ただし相談者の年齢が極端に低かったり、本人から希望があった場合などは敬語でなくても構いません
- 相手を呼ぶときは「あなた」よりも「ニックネーム+さん」で呼ぶことを推奨しています
- ニックネームで呼ぶ方が、抽象的な呼び方よりも信頼関係が築きやすくなると考えられます
- (例)匿名さん
- 絵文字や顔文字を使っても構いません
- ただしコメントが「軽い」印象になり、場合によっては「舐めている」ような印象を与えかねませんので、基本的には使わない方が安全です
- 「相手が絵文字を使っている場合はこちらも絵文字を使う」など、個別に判断してご使用ください
- 文章の温度感を合わせると良いです
- 短文の投稿には短文のコメントを返す、改行が多い投稿にはしっかり改行をしたコメントをするなど、「文字として見たときの印象」を相手と似せたり、「コメントの文体や言葉選び」などを相手と似せると温度感が合いやすくなります
- コメントは1回で言い切っても、何度かやり取りをしても構いません
- 何度もコメントのやり取りをすることで共感・傾聴し、最終的に現状が改善されるのが理想のフローです
- しかし、いぇるの相談者はやり取りを望まない方も多く、またカウンセラー側のリソースの観点から「複数回のやり取り」が発生しないことも多い状況です
- カウンセラー側が可能であれば、複数回のやり取りをして傾聴・現状改善のフローを進めていただきたいです
- 基本的には、相手から返信が来たらそれに対して返信をお願いします。キリの良い内容であれば返さなくて大丈夫ですが、例えば「カウンセラー側が質問をして、相手から返信が来たのに、それに対して返信をしない」というようなことは避けていただきたいです
- アドバイスや励ましの言葉は、必ず含めなければいけないわけではありません
- コメントにアドバイスやポジティブな言葉を含める方が多数いますが、これは必須ではありません
- ネガティブな気持ちが強まっている相手に、最初のコメントでアドバイスやポジティブな言葉を送っても、伝わらないことが多いです
- 問題を解決したい・励ましたいという気持ちがあっても適切なフローを経なければ意味がありません
- まずは共感と質問をすることで傾聴し、相手に伝わりそうであれば「適切なタイミングでアドバイスや励ましの言葉を送る」といった対応が良いです
- アドバイスを送る際は文章の表現に注意し、控えめな表現でお願いします
- 「カウンセラーが伝えたアドバイスを相談者が実行する」のではなく、「改善案を一緒に考えて、どうするかは相談者が決める」イメージでご対応ください
- 指示的なアドバイスは相談者にとって受け入れにくい場合があります。緊急時などの特別な理由がない限りは「〜した方がいいです」のような強い表現のアドバイスはしないようにご注意ください
- (適切な表現の例)「〜すると良いかもしれません」「私だったら〜してみます」
- 正論を避け、相談者の葛藤を理解した上でコメントをお願いします
- 相談者は葛藤しているからこそいぇるで相談しています
- 例えば「仕事がツラくて行きたくない」との投稿に「精神的な疲れがあるなら仕事に行かない方が良いです」と正論を伝えたとしても、相談者は「そうは言われても仕事に行かなければいけないから相談しているんだ」と考えるかもしれません。「行きたくない」の言葉の裏には「でも行かなければいけないと思っている」という葛藤が推測できます。ただ正論を伝えても相手に受け入れられないため、まずは葛藤を理解し、「お休みしにくい仕事なのでしょうか?」など、相手の葛藤をよく傾聴した上で対応が必要です
- 長文は相手の負担になる可能性があります
- 短文よりも長文コメントの方が丁寧であり、相手のことを真剣に考えていることが伝わりますので、長文のコメントを送ることは問題ありません
- しかし、人によっては「長文を読む」という行動自体がストレスになる可能性があります
- いぇるには「ただ愚痴を聞いてほしいだけ」というような方が多数おり、また文章を読むのが苦手な人や文字を読むことに抵抗がある方もいます
- 1回のコメントに内容を詰め込みすぎるのは微妙ですので、相手の性格や相談内容を考慮しよく考えてからお送りください
- 感情には共感を、質問には回答をすると良いです
- いぇるにおける対応の基本は受容と共感です。投稿内容のうち相談者の「感情」が書かれているところがあれば、そこにきっちりと「共感」することで相手の気持ちを汲むことができます
- 「質問」が含まれる投稿には「回答」が必要です。このような場合は共感だけしても相手の求めるコメントにはなりません。直接的な答えでなくとも構いませんので、何かしらの回答をお願いします。
- (例) 「心がしんどいです。カウンセリング行った方がいいんですかね?」
- ×「しんどいんですね。よろしければ詳しくお聞かせください。」
- ◯「しんどいんですね。カウンセリングに行ってみても良いと思います。よろしければこちらでも詳しくお聞かせください。」
- 「?」は1コメントにつき1回まででお願いします
- 質問を送ると、相手に「なにか返さなければいけない」という気持ちを与える可能性があります
- 話を引き出すためには質問を送ることが有効ですが、1回のコメントで何度も「?」を送ると相手にプレッシャーを与えかねないため、基本的には1回のコメントで「?」は1つまででお願いします
- 「決めつけ」と「否定」は避ける必要があります
- 書かれていないことを推測して決めつけること危険です。それが外れた場合に「何も分かってくれない」という失望感を与える可能性があるためです
- 相手の考えや行動を否定するようなコメントは禁止です
- 相談者本人でなくとも、投稿上に出てきた人(特に相談者の周りの人)は否定しないでください
- 投稿上の人物は相談者にとって身近な人であることが多いです
- 例えば「いつも母親に暴言を吐かれる」との投稿に「そんな母親は最低です」と否定すると以下のリスクが発生します
- 相談者との認識の齟齬が生まれる可能性: 暴言を言われていても母親のことを好きだった場合、カウンセラーの言葉と矛盾する
- 投稿者の今後の生活における心理的負担がさらに上がる可能性: 最低だと思っていなかったのに、そう言われたことで「最低な人と一緒に過ごしている自分」という理解になってしまい、今までよりも心理的な負担が増える
- あえてカウンセラー側が積極的に否定する必要はまったくないため、必要以上にネガティブな感情を強化するのではなく、相談者の気持ちに共感して質問などを含めながら話を引き出すのが良いです
- 支援リソースを提供することは問題ありません
- SNSカウンセリングにおける目的のひとつに「支援リソースと繋ぐ」ことが挙げられます
- 近くの精神科・心療内科のホームページ、市区町村の相談窓口のウェブサイト、電話相談窓口の電話番号など、必要に応じて共有して大丈夫です
- 信頼性の低いホームページや個人のSNSアカウントなどの共有は行わないでください。相談者へ情報を案内する際は、信頼できる情報源かどうかをご確認の上で判断をお願いします

