特定非営利活動法人いぇるが運営する悩み相談サービス「いぇる」は、投稿された悩みや愚痴にコメントをする「いぇるカウンセラー」のボランティア相談員を募集しています。資格や経験は必須ではありません。完全オンライン・在宅で、スマートフォンかパソコンがあれば活動することが可能です。
いぇるで相談するということ

今、悩みを抱えている人がたくさんいます
死にたい、孤独だ、消えてしまいたい、誰にも言えない悩みがある——。人にはいろいろな悩みがあり、今この瞬間にも、つらく苦しい思いをしている人が世の中にはたくさんいます。
悩みの種類や不安の感じ方はそれぞれ違うため問題を直接解決することは簡単ではありませんが、心が疲れている人の不安やモヤモヤを少しだけ軽減させることは可能です。その方法のひとつが人に悩みを聴いてもらうこと。自分ひとりだと不安な感情でいっぱいになっていても、その気持ちや状況を誰かに話すだけで心が軽くなることがあります。
カウンセリングに行って専門家に話を聴いてもらったり、家族や友人に相談したり、電話相談窓口を利用してみるといった方法も有効ですが、ハードルが高くてなかなかできないと感じる人もいるでしょう。
そういった人のために悩み相談サービス「いぇる」があります。自分が抱えている不安やモヤモヤを文字にして投稿し、それを見た誰かが共感したりコメントしたりして聴いてくれる。そのような悩みを抱えている人の助けになれるコミュニティとして「いぇる」が運営されています。
いぇるは無料で利用できる悩み相談サービスとして2021年からサービスが開始しました。SNSカウンセリングの新しい形態として、すべての利用者に安心できる居場所を提供していくため運営されています。2025年の実績では、年間3万人以上の方に利用され、年間20万件を超える投稿が寄せられました。実際にどれだけの人が悩みを打ち明けているか、いぇるのタイムラインを見ていただければすぐに実感していただけるはずです。
投稿数が多い一方で、コメントを返せる人の数は足りておらず「投稿したのに誰からもリアクションが来なかった」という状況が発生しています。そのような課題を解消し、悩み相談を通じてすべての人が安心できる社会を作るために、「いぇるカウンセラー」というボランティアを募集しています。
SNSカウンセリング・テキストカウンセリングとは

LINEやウェブ上のチャットツールを使って、テキスト(文字)でやり取りをしながら悩み相談を行う仕組みは「SNSカウンセリング」または「SNS相談」「テキストカウンセリング」と呼ばれています。
カウンセリングといえば、病院の心療内科でおこなうカウンセリング(対面カウンセリング)が一般的です。いのちの電話のように電話を使って悩み相談ができる電話相談もカウンセリングの一形態として普及しています。しかしカウンセリングに行くのは心理的ハードルが高いと感じる人もおり、また通話をするよりもチャットなどのメッセージでやり取りをする人が増えてきたという社会的な背景から、近年では新しい悩み相談のフォーマットであるSNSカウンセリングが注目されています。
現在もっとも多いSNSカウンセリングのフォーマットは、LINEを利用して、専門の相談員(カウンセラー)が1対1で、50分程度メッセージのやり取りをすることで悩みを相談する形式です。SNSカウンセリングはスマホがあれば誰でも利用でき、テキストでのやり取りになるため対面カウンセリングや電話相談よりも利用のハードルが低いです。限られた時間の中でも相談員としっかりコミュニケーションができるため、相談者の心を軽くするための心理カウンセリングとして効果が認められています。
チャット相談をしたいと考える人がたくさんいる一方で、1体1のやり取りが基本なので常に専門の相談員が不足している状況であり、相談したい人がいても「繋がらない」という課題があります。もし仮に緊急性の高い悩みを抱えている人が相談しようと思い立ったとき、誰とも繋がらない可能性があるというのは大きな課題です。
そのような人の助けになるために、SNSカウンセリングの新しい形態として「いぇる」があります。いぇるは掲示板形式とチャット形式の複合型となっており、基本的には悩みを投稿して、不特定多数の人からコメントをもらうことで「話を聴いてもらう」仕組みです。相談員と1対1で話す形式では、相談員の数がどうしても足りなくなってしまいます。「悩みを話したい」という気持ちがあっても、それを受け取ってくれる人がいない。気持ちを言葉にする機会さえ持てないという状況が生まれてしまうのです。
そうした状況を変えるために、いぇるは掲示板形式という仕組みを用意しています。誰かから返答を得ることよりも先に「まずは自分の言葉を投稿することができる」ことを重視しています。カウンセラーも相談者も、誰でも相談できて誰でも相談に乗ることができるコミュニティとしています。
テキストカウンセリングとはテキスト(文字)でのやり取りを中心としたカウンセリングの総称で、SNSカウンセリングもその一形態として扱われることが多いです。文字でのやり取りを中心とするからこそ、話すことが苦手な人や、声を出すことに抵抗がある人でも安心して相談できるという特徴があります。
SNSカウンセリングの新しい形

いぇるは掲示板形式とチャット形式を組み合わせた仕組みで、悩みを投稿すると、不特定多数のユーザーから共感やコメントが届くという形で「話を聴いてもらう」ことができます。1対1の相談員形式では人手不足が避けられないため、いぇるでは専門のカウンセラーだけでなく、一般のユーザーも含め「誰でも相談でき、誰でも相談に乗ることができる」仕組みを採用しています。より多くの人が、より気軽に悩みを打ち明けられる新しいSNSカウンセリングの形態として利用されることを目指しています。
いぇるコメントAIが常時稼働しコメントしている
いぇるにはChatGPTを活用した独自のコメントAI「いぇるコメントAI」が導入されています。投稿されたすべての内容に対して、AIが自動でコメントをする仕組みとなっているため、「投稿したのに誰からもコメントが来なかった」という状況を防いでいます。夜中に投稿しても、カウンセラーが不在の時間帯でも、「少なくともAIからは返答が届く」という安心感を、仕組みとして用意しています。AIからのコメントに抵抗がある方は、いぇるコメントAIをブロックすればAIからのコメントは受け取りません。もちろん多くの相談者にとってはAIよりも人間からのコメントの方が重要視されるため、AIの稼働は「人が対応できない分をサポートしてくれる存在」という位置づけです。AI・カウンセラー・他の相談者、それぞれからコメントが届くことで、相談者を多方面からサポートできるようにしています。
スタンプで伝える、気持ちに寄り添うコミュニケーション
いぇるのメール(メッセージ)機能は1対1のダイレクトメールとなっており、他の利用者は見ることができません。投稿やコメントでは話しにくい内容についてはメールで相談ができます。メールではオリジナルスタンプが用意されており、言葉だけでは伝えにくい気持ちや温かみを、スタンプを使って表現することができます。スタンプは文章を打つことが苦手な場合や言葉だけでは伝えにくい気持ちを補足したい場合などに活用できますので、年齢が若い方や言葉にするのが苦手な方でもコミュニケーションを取りやすくなっています。
アプリだから、日常の中で気軽に使える
いぇるはウェブサイトだけでなく、スマートフォンアプリとしても提供されています。アプリをインストールしておけば、ふと気持ちが重くなった瞬間にすぐ投稿でき、返信が届いたときにはプッシュ通知で知ることができます。カウンセリングというと「予約して、決まった時間に行く」というイメージがあるかもしれませんが、いぇるは日常のすき間スキマ時間に、スマートフォン一台で気軽に使えるのが最大の特徴です。悩みを抱えたそのときに、すぐに「話せる場所」があることが、いぇるが大切にしていることのひとつです。
独自システムだからこそできること
現在のSNSカウンセリングは、LINEや既存のチャットツールを活用するのが一般的です。しかしいぇるは、最初から悩み相談のために設計・開発された独自のシステムを採用しています。既存のプラットフォームに依存しないため、利用者やカウンセラーから届く声をもとに、機能の改善やアップデートを柔軟に重ねることができます。「こういう機能があれば相談しやすい」「カウンセラーとしてこういう使い方をしたい」という要望に応えていける体制を整えています。
いぇるカウンセラーについて

いぇるカウンセラーの募集
いぇるではカウンセラーのボランティア募集しています。毎日多くの人がサービスを利用しており、「悩みを誰かに聴いてもらいたい」との想いで投稿してくれる人がとてもたくさんいます。しかし悩みを話したい人がたくさん利用している一方で、「誰かの相談に乗りたい」という人の割合は少ない状況となっています。
サービス内のすべての投稿に対してたくさんの共感やコメントがつくことが理想ですが、話を聴いてくれる人が少ないと「投稿したのに誰も聴いてくれなかった」という状況が生まれてしまいます。
それを改善するために、悩みを聴く専門家としていぇるカウンセラーという制度があります。利用者の投稿に共感やコメントをする専門家のことをいぇるカウンセラーと呼びます。
いぇるカウンセラーとして活動している人は既にいますが、活動する日や時間は不定期です。そのため投稿された悩みに対してすぐに返答ができないことも多い状況となっています。
悩みを抱えている人に早く丁寧な対応ができる環境を作るためには、いぇるカウンセラーの人数を増やす必要があります。よりたくさんの人にいぇるカウンセラーとして活動していただけると、相談者が投稿した内容すべてを「聴く」体制が整います。より多くの相談者の不安やモヤモヤを軽減させるために、現在もいぇるカウンセラーのボランティアを募集しています。
いぇるカウンセラーは専門の相談員としてSNSカウンセリング業務に取り組んでいただきますが、細かい制約はありません。困っている人の助けになりたいと考えている方であれば誰でもいぇるカウンセラーになることができます。心理・医療系の専門家でなくとも、家事や仕事の片手間に少しだけ空き時間がある人でも大丈夫です。
電話相談のボランティアではなく、投稿された内容にコメントすることが基本の作業となるためスマホかパソコンがあれば誰でも簡単に始めることができます。24時間いつでも都合の良いタイミングで利用でき、完全リモートなので家にいながら在宅でいぇるカウンセラーとして活動することが可能となっています。
悩みを抱えている人の力になりたい方、人と関わるのが好きで時間を持て余している方など、興味をお持ちいただけた方であればどなたでも、このページの下部リンクからいぇるカウンセラーへご応募ください。
いぇるカウンセラーは何をするのか
いぇるカウンセラーの活動は、いぇるに投稿された内容にコメントすることです。

実際にどんな投稿があってどんなコメントが交わされているかは、いぇるのサービスページや、いぇるカウンセラーのコメントページから確認できます。
- 活動する曜日・時間・頻度の指定はありません
- コメントする投稿はどれを選んでも構いません
- スマートフォンかパソコンがあれば、いつでもどこでも活動できます
活動の詳しいルールやコメントのガイドラインについては、応募後に案内するいぇるカウンセラーのボランティア活動概要に詳しくまとめています。
資格や経験は不問

カウンセラーというと臨床心理士や公認心理師といった専門資格が必要だと思われるかもしれませんが、いぇるに関してはそうではありません。もちろん、次のような資格をお持ちの方は歓迎します。
- 臨床心理士
- 公認心理師
- SNSカウンセラー
- 産業カウンセラー
- 精神保健福祉士
- 社会福祉士
- 看護師
- 介護福祉士
- プロフェッショナル心理カウンセラー
- メンタル心理カウンセラー、心理カウンセラーベーシックなどの資格をお持ちの方
- 日本能力開発推進協会(JADP)や民間団体が認定する心理系資格をお持ちの方
- 心理学を専攻している大学生・大学院生
しかし、いぇるが必要としているのは資格の有無に関わらず「悩んでいる方の助けになりたい」と考えている人です。以下のような方であれば、資格や経験がなくてもいぇるカウンセラーとして活動していただけます。
- 悩んでいる方の助けになりたいと考えている方
- 誰かの相談に乗りたい、人の役に立ちたいと考えている方
- 不安やモヤモヤを抱えている人の力になりたい方
- SNSカウンセリングというものを体験してみたい方
- 学生や主婦(主夫)など、不定期に空き時間ができる方
- 人と関わることが好きな方
- 珍しいボランティア活動に挑戦してみたい方
- すでにいぇるを利用していて、定期的に相談者とコミュニケーションを取っている方
活動できるのは18歳以上の方のみで、高校生は対象外です。また相談員への負担軽減のため、いぇるカウンセラーになると1対1のメール機能は利用できない仕組みになっています。それ以外の投稿・共感・コメント・返信といった機能は、一般ユーザーと同じように利用できます。
ボランティア活動のメリット
いぇるカウンセラーは無償のボランティアですが、活動を通じて得られるものは多くあります。
- 人の役に立つことができ、生きがいを感じられる
- 人の心を支えることで社会に貢献できる
- 人を助けることで自分自身も幸福感を得られる
- 完全在宅・24時間いつでも活動できる
- ボランティア活動の実績を得られる(ボランティア活動証明書の発行も可能)
- 自分とは違う環境や考え方を持つ人と関わることで、他者への理解が深まる
- 多くの悩みに向き合うことで、傾聴力やカウンセラーとしてのスキルが身につく
- 資格がなくてもSNSカウンセリングを実践的に体験できる
ボランティアの特徴

完全オンライン・在宅で活動
いぇるカウンセラーのボランティア活動は、投稿にコメントするというシンプルな作業が基本です。テキストカウンセリングのみの対応となるため、特別な機材や場所は必要なく、スマートフォンかパソコンさえあれば誰でもすぐに始められます。
- 通勤・通所の必要がなく、完全在宅で活動できます
- 24時間365日、都合の良いタイミングで活動できます
- 家事や仕事の合間、通勤時間などのすき間時間を活用できます
- オンラインで完結するため、居住地に関係なく全国どこからでも参加できます
対面のボランティア活動と違って場所や時間に縛られないため、忙しい人や地方在住の人にとっても参加しやすいボランティアとなっています。
NPO法人が運営しているコミュニティ
悩みや愚痴の相談コミュニティ「いぇる」を運営しているのは、特定非営利活動法人いぇる(NPO法人)です。NPO法人として活動することで、会計や活動内容の報告義務が生じるため、運営の透明性が担保された状態でサービスを提供しています。
ボランティアとして活動する上で「どんな団体が運営しているのかわからない」という不安を感じる方もいるかもしれませんが、いぇるは法人格を持つ団体として運営されているため、その点は安心していただけます。法人の詳しい概要は特定非営利活動法人いぇるのページでご確認いただけます。
フィードバックを受けながら改善
いぇるカウンセラーとして活動を開始すると、最初の7日間は研修期間となります。研修期間が終了すると、運営からコメント内容についてのフィードバックが届きます。
このフィードバックは、活動を制限するためのものではなく、より良いコメントができるようになるための仕組みです。研修後も継続して活動する場合は、約30日ごとに区切りを設け、その都度フィードバックを行っています。不適切な利用があった場合はいぇるカウンセラーの認定を取り消すこともありますが、実際の自分の対応をもとに改善を繰り返すことができる仕組みのため、SNSカウセリングの対応としてどうするのが適切なのかを考えながら改善・成長できるボランティアとなっています。
一人で手探りで進めるのではなく、運営からの視点を踏まえながら改善を重ねていけるため、未経験の方でも安心して長期的に活動を続けていただけます。
費用ゼロで活動可能
いぇるカウンセラーとして活動するにあたって、費用は一切かかりません。
カウンセリング系のボランティアや相談員養成の場では、活動開始前に研修や講座の受講が必要で、その費用として数千円から数万円が必要になるケースがあります。また資格取得を条件としている団体では、資格取得にかかる費用や年会費が実質的な参加コストになることもあります。
いぇるにはそうした費用負担は一切ありません。いぇるカウンセラーとして活動するにあたって、研修費・登録費・年会費・テキスト代、いかなる名目においても費用は発生しません。いぇる自体が無料で相談できるサービスであるため、カウンセラーとして活動するためにサービス内で費用が発生することもありません。「ボランティアをしたいが費用面が心配」という方でも安心してご応募いただけます。
よくある質問
Q. 心理系の資格がなくても本当に活動できますか?
A. はい、問題ありません。資格をお持ちの方は歓迎しますが、資格の有無は必須条件ではありません。誰かの役に立ちたいという気持ちがあれば活動していただけます。
Q. 完全に未経験でも大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。研修期間中のフィードバックを通じて、コメントの方法を少しずつ身につけていただけます。
Q. 活動する時間や頻度は決まっていますか?
A. 決まっていません。ご自身の都合の良いタイミングで、都合の良い時間だけ活動していただけます。
Q. スマートフォンだけでも活動できますか?
A. 可能です。パソコンをお持ちでない方も、スマートフォンのブラウザから活動していただけます。
Q. ボランティア活動の証明はもらえますか?
A. ご希望の方には電子データでの活動証明書を発行しています。就職活動や資格取得などで実績の証明が必要な場合にご利用ください。
Q. 費用はかかりますか?
A. かかりません。いぇるの利用は完全無料で、ボランティア活動にあたって費用が発生することもありません。
いぇるカウンセラーに応募する

現在、いぇるでは人数の制限を設けずにいぇるカウンセラーを募集しています。資格の有無や活動経験に関わらず、悩みを抱えている人の力になりたいと考えている方であれば、どなたでもご応募いただけます。
いぇるがどんなサービスなのかをより詳しく知りたい方は、いぇるHPやいぇるコラムの記事もあわせてご確認ください。
ご不明点がある方はお問い合わせフォームからお気軽にお尋ねください。

