悩み相談・愚痴アプリ「きいて」は、孤独感の低減や自殺防止を目的としたSNSカウンセリングサービスです。2021年にサービスを開始して4年目の運営となりました。この記事では2024年1月から12月までのきいてのデータを公開します。
投稿に関するデータ
悩み相談アプリきいてにおける「投稿」に関するデータが以下になります。
2024年は225,366件の投稿があった
2024年に悩み相談アプリ・愚痴サイト「きいて」に投稿された数は225,366件でした。1日あたりの平均は616件となります。2023年は1日あたり平均524件だったため、前年と比べて投稿数はやや増えました。
これまでは同一ユーザーが短時間に連続して投稿することがありました。同一ユーザーが連続投稿すると相対的に他の人の投稿が目立たなくなりコメントが届きにくくなっていたため、2024年の2月に投稿数の上限をつけました。記事作成時点で1ユーザーあたり1日8投稿まで・1時間あたり3投稿まで・5分あたり1投稿までの上限となっています。上限をなくしてほしいとご意見をいただくこともありますが、多くのユーザーにとってはそこまで厳しい上限ではないこと・間隔をあけることで気持ちの整理がつく場合もあること・コメント数分散の必要性などを加味して、今のところはこの上限を変えない予定です。
投稿のタイプとカテゴリー
投稿のタイプとして、悩み・愚痴・雑談・幸せの4つの中からどれか1つを選びます。2024年は悩み相談に関する投稿が161,060件ありました。次に多いのが愚痴に関する投稿で33,483件、雑談に関する投稿は25,360件、幸せに関する投稿は5,463件でした。2023年と同様に、投稿時はデフォルトである「悩み」のタイプがもっとも多くなりました。
投稿するとき、悩みの種類に応じてカテゴリーを1つ選びます。2024年にもっとも多かったカテゴリーは「心」で投稿数は126,579件でした。次いで「その他」が23,841件、「恋愛」が19,372件、「人間関係」が14,295件でした。2023年と同様に、デフォルトかつ汎用的なカテゴリーである「心」の投稿が多くなりました。2023年と比較すると2024年は「学校」の割合が減り、「家庭」と「職場・仕事」の割合が増えました。きいてユーザーの属性が少しだけ変化して、学生だけでなく幅広い年代のユーザーが利用するようになってきた可能性が考えられます。
コメントがつく割合は92%
きいてのメインコンテンツは投稿です。悩みや愚痴などを聞いてほしいユーザーが「投稿」をして、それを見た別のユーザーが投稿に対して「コメント」をすることでカウンセリングが成立します。そのため投稿に対してコメントがつくかどうかを重要な指標としています。2024年に投稿された内容のうち、1件以上のコメントがついた投稿は91.6%(206,520件)、コメントがつかなかった投稿は8.4%(18,846件)でした。
2023年5月以降はChatGPTを活用した「きいてコメントAI」が稼働しており、ユーザーがブロックしなければ基本的にはすべての投稿にAIからのコメントがつきます。2023年はコメントがつく割合が81%だったため、AIが一年中稼働していた2024年はコメントがつく割合が大幅に上がりました。
一方でAI以外の「人間からのコメント」だけのデータを見ると、2024年に投稿された内容で1件以上のコメントがついた投稿は37.4%(84,311件)、コメントがつかなかった投稿は62.6%(141,055件)となりました。2023年は39.1%だったため、人からコメントが届く割合は前年よりも少し減りました。これにはいくつかの要因が考えられます。
①きいてカウンセラーの稼働状況の変化
投稿にコメントをしてくれるきいて内のカウンセラーを「きいてカウンセラー」として認定しています。きいてカウンセラーは現在、時間などの指定がない無償ボランティアと、時間やコメント数などが指定されている有償の業務委託の2種類に分かれています。
2023年後半からきいてカウンセラーの無償ボランティアに応募していただける方が増えました。ボランティアが増えたことと運営資金の兼ね合いや委託先確保の問題があったため、2024年は有償のきいてカウンセラーの稼働をほとんど停止している状態でした。無償ボランティアの方は自身のタイミングの良いときのみコメントしているため「たくさんのコメントをする」という点が補いきれませんでした。ボランティアのみに頼りすぎてしまった影響で「きいてカウンセラー」全体としてのコメントを増やせなかったことが、コメント数が減った要因の1つだと考えています。
この課題解消のため業務委託先の確保に取り組みました。クラウドワークスなどのプラットフォームを新しく利用し、一時的にきいてカウンセラーを約30人増やしました。また2025年の1月からきいてカウンセラーの一部恒常化を試験的に実施しています。日曜日と月曜日(連休最終日と週初めの平日)の21時から23時の間に、きいてカウンセラーが常に1人はコメントをする体制を作っています。2025年中は基本的にその体制を続けていきたいと考えていますが、運営のお財布事情やシフトなどの都合により変わる可能性はあります。
②iOSコメントフォームの変更
きいてカウンセラーだけでなく、きいてユーザーは誰でも投稿にコメントができます。きいてユーザーが多いのはiOSアプリで、2024年の10月31日にiOSアプリの「コメントフォームのデザインを変更するという」アップデートを行いました。それまではコメントフォームが投稿文の下に表示さており画面をスクロールするとフォームが隠れる状態だったため、フォームを画面の下部に固定するデザインに変更したことで使いやすくなりコメント数が増えると見込んでいました。
しかし予想に反して、アップデートによりコメント数は減りました。どうやらフォームは下部固定にはせず投稿文を読み終わった位置にある方が使い勝手が良いようです。
この結果を受けて2025年1月2日のアップデートでフォームの位置は元に戻してあります。
基本的にすべての投稿に対してコメントがつくことが理想であると考えているため、今よりもさらに「人からのコメントが届きやすい仕組み」を作ることが今後の課題と考えています。
悩みに共感される割合は23%
投稿を読んだ人が内容に共感をしたとき、「共感」ボタンを押すことでそれを伝えることができます。2024年に投稿された内容のうち、1人以上から共感された投稿は23.4%(52,788件)、共感されなかった投稿は76.6%(172,578件)でした。2023年は26.3%だったため、前年よりも共感される投稿の割合は下がりました。
登録者に関するデータ
悩みを相談したい人、愚痴を言えるサイトを探している人、話を聞いてくれる相手を探している人、SNS相談に関心のあるカウンセラー志望の人など、きいてに登録している人はさまざまです。きいて登録者に関する性別や年齢などのデータが以下になります。
20,826人がきいてアカウントを作成した
2024年にきいてアカウントを作成したのは20,826人でした。1日あたりの平均は57人です。2023年は1日あたりの平均が60人だったため、前年と比べて若干の減少となります。
プラットフォーム別のアカウント作成数は、iOSアプリが14,897人、Androidアプリが4,962人、iOSウェブが407人、Androidウェブが235人、PCウェブが325人でした。2023年と比べるとAndroidアプリとiOSウェブはやや増え、それ以外は減りました。ウェブよりもアプリの方が多く、AndroidよりもiOSの方が多いという傾向は変わりませんでした。
アカウント作成者の性別と年齢
2024年にきいてに登録した人の性別は、未設定が64.0%、男性が6.6%、女性が27.2%、その他が2.1%でした。2023年とほとんど同じ傾向で、未設定を除くと女性の割合がもっとも多くなりました。
年齢別に見ると、2024年にきいてに登録した人の77.2%(16,087人)は年齢が「未設定」でした。年代別では10代が7.3%(1,510人)、20代が9.6%(1,997人)、30代が3.5%(727人)、40代が1.5%(301人)、50代が0.7%(140人)、60代以上が0.3%(64人)となっています。2023年と比較すると10代の割合が5.4%下がり、20代30代はほとんど変わらず、40代以上が少しだけ増えました。
年齢を設定している人の中では「18歳」が極端に多くなりました。レーティングの問題により2023年の12月からiOSアプリ内で18歳未満の年齢設定ができなくなりました。実年齢が18歳未満のユーザーがいると仮定すると、そのユーザーたちは18歳に設定することが多いためこのような偏りが発生していると考えられます。同様に10代の割合が大幅に減っているのもレーティングの影響により「未設定」にするユーザーが増えたからだと考えられます。
アクティブユーザーに関するデータ
毎日どのくらいの人が悩み相談アプリきいてを利用しているのか、また曜日や時間帯によってアクティブユーザー数に差はあるのかを分析したのが以下のデータになります。
きいてアプリ利用者は1日平均807人
2024年のきいてアプリの1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)は上記グラフのようになっています。年間のアプリ利用者は37,315人、1日あたりの平均は807人でした。2023年の平均は608人だったため利用者は増えました。2023年はユーザー数の上下が大きくなっていましたが、2024年は比較的安定して多くの利用者がいる状態となりました。8月25日に極端に増えているのはプッシュ通知の一括送信をした影響です。
こちらのグラフはきいてウェブ版の2023年1月1日から2024年12月31日までのアクティブユーザー数のグラフです。2023年は1年で68,516人がアクセスしており、1日あたりの平均は188人でした。2024年は1年で81,144人がアクセスしており、1日あたりの平均は454人でした。ページ読み込み速度の改善などを行い「愚痴サイト」「悩みを聞いてくれるサイト」などきいてに関連するキーワードからの流入が増えたことで2024年のユーザーは増えました。
ウェブ版はきいてアカウントがなくても投稿を見ることができ、GoogleやYahooなどのブラウザから検索してアクセスするユーザーが多いです。悩み相談に直接は関係ないような投稿がたまたま検索結果に表示される現象がたまに起こり、「lineしてないのに共有に出てくる」「全ての出会いに感謝」などの検索ワードから一時的にアクセス数が増えました。このような理由から、アプリよりもウェブの方がアクセスするユーザー数は多いものの、ウェブはすぐに離脱しやすい流動的なユーザーが多く、アプリは悩み相談などを目的として継続しやすいユーザーが多いという傾向があります。
利用する曜日と時間帯
曜日別のユーザー数は、もっとも多い日曜日が1日平均で829人、もっとも少ない金曜日が783人でした。2023年と同様に、休日の前日(金曜や土曜)のユーザー数は少なく、平日開始前後(日曜や月曜)のユーザー数は多くなりました。
時間別のユーザー数においても2023年と同様の傾向で、21時台と22時台がもっとも多くなりました。深夜から朝にかけては寝ている人が多いためユーザーが少なく、昼休みの時間(12時)や家に帰ったあとの時間(17時以降)は増加しやすい傾向です。
きいて利用詳細に関するデータ
悩み相談サイトきいてにおける各機能の利用状況に関するデータが以下になります。
一度でも利用された機能
きいてには複数の機能があります。アクティブユーザーのうち1度でも利用したことのある機能の割合を示したのが上記の円グラフです。2024年は、投稿をしたことがある人が14.9%、コメントしたことがある人が8.3%、共感を送ったことがある人が6.3%、メールしたことがある人が5.9%でした。
すぐにきいてを離れてしまうウェブユーザーの増加により2023年と比べて全体的に割合は下がりましたが、メールしたことがある人の割合のみ0.5%上がりました。AIとメールができる機能をリリースしたことによる影響や、投稿はあまり利用せずメール機能を中心に利用する人が増えてきた影響でメール利用率が増えたと考えられます。
2024年に一番たくさん投稿した人は年間で1,803件の投稿をしました。一番たくさん見られた投稿は4,591回表示され、一番たくさんコメントをした人は年間で6,184件のコメントをし、一番たくさん共感された投稿は45件の共感をもらいました。
きいてでは自分のプロフィール画像として動物のアイコンと背景色を設定することができます。人気の動物は犬・猫・ウサギで、人気の背景色はグレー・ピンク・青となりました。前年と同様に、犬とグレーはデフォルト設定なのでプロフィールを変更していない人が多く、猫のイラストややピンクの色は人気がある傾向となりました。
メールの総数は474,689通
2024年にきいて内で送信されたメールの総数は474,689通でした。メールしたことがある人は6,997人であり、メール利用者は1人あたり平均で68通のメールを送っています。メール総数が291,113通だった2023年と比べると大幅に増加したことが分かります。
その理由としてもっとも大きいのはAIとメールできるようになったことです。それまで「きいてコメントAI」は投稿に対してコメントを送るのみでしたが、2024年7月にAIとメールができるようになりました。他の人に見られず自分とAIだけの1対1のやり取りができるということで多くのユーザーに利用され、AIが送ったメール数は68,016通になりました。
また10月にはメール内でスタンプが送れるようになりました。きいてユーザーのプロフィール画像である動物アイコンを描いているイラストレーターさんにお願いして、きいて用のスタンプを20枚ほど制作していただきました。メールでスタンプが送られた数は1,556通でした。
現在あるスタンプの種類は犬が10種類、猫が10種類です。犬が「ありがとうございます」とおじぎをしているスタンプがもっとも人気で311回送信されました。メールフォームのデザインの都合で猫よりも犬の方が上に表示されているため、犬のスタンプの方がよく利用されました。スタンプが送信される件数自体はそこまで多くありませんが、やり取りの雰囲気を和らげたり話の区切りとして使われたりと、メールの要所要所で利用されています。
グループチャット機能のデータ
2024年6月に、参加した人同士でチャットができる「グループチャット」機能をリリースしました。ユーザーが「グループ」を作成し、興味のあるユーザーはそのグループに「参加」することでチャットできるようになります。1,034個のグループが作成され、全体で27,227通のチャットが送られました。相談の種類が一致するユーザー同士のコミュニティとして・趣味が同じ人と話すため・愚痴や雑談などさまざまなグループが作成されています。
希死念慮がある利用者は33%
希死念慮(自殺念慮)とは死にたいと願う気持ちのことです。2024年に投稿したことがある人のうち、希死念慮があると考えられるのは5,834人(33.1%)でした。投稿内容の中に「死にたい」「自殺」「消えたい」などの言葉を含んだ投稿をしたことがある人を「希死念慮がある」と広く定義しているためデータの正確性は高くないものの、同じ基準で算出した2023年が22.6%だったため、2024年は希死念慮がある人の割合は増えました。その要因はあまり分かっていません。相談意欲の高いアクティブユーザーが増えたことで希死念慮がある投稿が増えたり、投稿数が増え「死にたい」という内容が目につきやすくなったことで似た感情を持っているユーザーがそのような気持ちを抵抗なく投稿しやすい環境になったのかもしれません。
きいてカウンセラーの累計
きいてに投稿された内容にコメントをしてくれる専門家を「きいてカウンセラー」として認定しています。記事作成時点できいてカウンセラーの累計は184人となりました。途中で終了になる人もいるため現在も続いているきいてカウンセラーは約25人となります。基本的には無償のボランティアとしてきいてカウンセラーを募集していますが、投稿数に対してコメント数が追いつかない状況が続いているため、時間やコメント数などを指定した有償のきいてカウンセラーへの委託なども進めています。
2024年に更新した内容
きいては日々アップデートしています。2024年の大まかな変更内容は以下になります。
- 2024年1月
- 1月24日の12時50分ごろから18時30分ごろまで、サーバー内のファイルが壊れた影響で、きいてのすべてのコンテンツにアクセスできないという大きな不具合が発生しました。
- 2024年2月
- プログラムやデータベースのバージョンを引き上げ、またデータベースの設定を調整することでページ読み込み速度が改善しました。
- 連続で投稿ができないように投稿数の上限をつけました。1日8回まで、1時間あたり3回まで、5分あたり1回までしか投稿できないように制限しています。
- 2024年3月
- 投稿内容やユーザー名から調べることができる「検索機能」を追加しました。
- 2024年6月
- グループチャット機能を追加しました。
- 2024年7月〜8月
- 自分の投稿についたコメントを削除できるようになりました。
- メールに文字数制限を追加しました。
- AIとメールができる機能を追加しました。
- Androidアプリでバックタスクから復帰したときにアプリのトップページに移動する問題を改善しました。
- Androidアプリのアカウント作成とログインの機能をネイティブに移行し、GoogleアカウントやAppleアカウントでログインできるようになりました。
- ウェブ版でGoogleアカウントやAppleアカウントでログインできるようになりました。
- ChatGPTのAPIバージョンを引き上げました。
- 2024年9月
- Androidアプリとウェブ版のファンページに「カウンセラー」を追加し、きいてカウンセラーのコメント数が確認できるようになりました。
- 人気のグループチャットページを追加しました。
- AIとのメール履歴がない場合、メールしている相手一覧画面にAIとメールを開始できるボタンが表示されるようになりました。
- 2024年10月
- メールにスタンプ機能を追加しました。
- iOSアプリで投稿詳細ページの下部にコメントフォームが固定されるようになりました。
- 2024年11月
- Androidアプリとウェブ版で「アナリティクス」ページを追加しました。
- きいてカウンセラー用の「アクティビティ」ページを追加し、きいて上でデータやフィードバックが確認できるようになりました。
- きいてカウンセラーには広告が表示されないようになりました。
- 2024年12月
- 一部画面で時間に関する表記を調整しました。
- iOSアプリのアラートのデザインを変更しました。
- ChatGPTのプロンプトを調整しました。
- 2025年1月
- Androidアプリで端末の向きを変えるとトップページに移動してしまう問題を修正しました。
- ウェブ版でもプッシュ通知が受信できるようになりました。
- Androidアプリとウェブ版で「プッシュ通知項目の設定」を追加し、受信したい通知だけを選んで受け取れるようになりました。
- iOSアプリの投稿詳細ページに関して、下部固定ではなく投稿文の下にコメントフォームが表示される状態に戻しました。
2024年の収支報告
2024年に発生した収益(売上)は157,252円でした。きいては無料で利用できるサービスのため収益源は広告のみとなります。広告を増やしたり表示方法を変えたりしたことで2023年よりも少しだけ収益は増えました。
2024年に発生した費用は341,960円でした。サービス維持のために必要なサーバー代やドメイン代などの費用、ChatGPTの費用、広告費、きいてカウンセラーへ書籍提供費、デザイン素材費などがかかりました。2024年は有償のきいてカウンセラーの活動を抑えていたためその分の経費は大幅に減っています。なおきいて運営の人件費は費用に含んでおらず、収益や費用の数字もおおよその金額で算出しています。
※データの補足
各データはきいてデータベースやGoogleアナリティクスのデータを元にしています。データの中には同一ユーザーの重複やテストデータ等も含まれている可能性があるため、厳密な数字ではないことをご容赦ください。
きいてはアプリ版とウェブ版で仕様が異なりますが、それぞれのデータ上で記載がない限り基本的にはアプリとウェブのデータを合算しています。
きいて2024年データまとめ
悩み相談サービスきいての2024年データは以上です。アカウント作成数は増えていないものの、ユーザー数や投稿数やメール数が増えているためサービスとしての重要性を感じる結果となりました。コメントが来ない・きいてを利用することによるカウンセリング効果が実証できていないといった課題は続いているため、誰でも気軽に悩み相談ができて「誰も自殺しなくて良い社会を作る」ためにも引き続きサービスを改善していきます。